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自分を攻略していく記録

自分がやりたいことを達成するには何をすればいいのか、その攻略していく過程をつらつらと

語学留学をするくらいならホステル暮らしをお勧めする理由

英語

僕は今浅草の某ホステルに暮らしている

どこに住んでるのというトークが始まると毎回説明に苦労する。だからけっこう適当に一人暮らしだよ、って言ったりすることがあるが、実際は、浅草のとあるホステルに住んでいる。それもかれこれ1年になろうとしている。何かやましい理由があってホステルで過ごさざるを得なくなったわけではない。むしろポジティブな理由だ。

ホステルとは?

ホステルとは、簡単にいうと相部屋があるホテルである。ホテルに比べて安価、かつ、一人でも手軽に宿泊できるため、海外からの旅行客がよく泊まりに来るという特徴がある。実際に宿泊客は外人の割合が8~9割くらい。ただ、最近は日本人が増えていると感じる。外国人観光客がよく訪れる地域にホステルも多く存在するという印象があり、都内だと浅草がやはり多い。日本で有名なホステルはカオサン、K's House、J-Hoppersあたりだろうか。

ゲストハウスと(ユース)ホステルはほとんど同じ意味で使われていると思う。実際のところ僕も違いがあまりわかっていない。

何をしているのか?

昨年の4月から僕は宿直スタッフとして住み込みで働いている。宿直スタップと言ってもすることは、正規スタッフが不在の時に(22時から8時の夜間)ホステルにいて、レイトチェックインのお客さんに部屋の鍵を渡すくらい。夜12時から1時くらいに就寝してもいいけど朝8時には起きて正規スタッフと引き継ぎをしてね、となっており、ちゃんと睡眠も取れる。また、掃除などの義務もない。

実際には、22時までにホステルに帰って(まるで門限がある家って気分)夜の12時過ぎまで、ラウンジで、暇そうな外国人がいたら話しているか、1人だったらパソコンをいじっている。あとは、宿泊客に施設に関する質問をされたり、インターホンが鳴った時に対応するくらい。とても楽だし英語を使うチャンスが多くて勉強になる。

給料はなく、その代わりただで住んでいいよ、というボランティアのような契約になっている。まるで英語が飛び交うにぎやかな家に住んでいる気分。最低限の食料は置いてあって勝手に食べてもよい。キッチンは自由に利用可能なので、スーパーで食材を買って来て料理したりする。シャワーは共同のものがあるのでそれを使っているが、たまに長いお客さんがいると結構待つことになることもある。あと、洗濯機や乾燥機はただで使わせてもらっている。

ルームメイトがいる

もう一人宿直スタッフがいて、その相方とルームシェアとなっている。だから一人暮らしとは言い切れない。月9日休みを取れて、自分が不在の時は相方がシフトを入れておかないとならないという決まりだ。はじめは厳しい制約かと思ったが、今のところどうしても2人とも休みたいという状況になっていないので意外と困っていない。頻繁に飲みに行ったり遊んだりできないとか、長期で海外旅行に行けない、という難点はあるが。

 始めようとしたきっかけ

ここを見つけたきっかけは、ふと友達に教えてもらったことだった。昨年の4月から大学院が始まることになっていて、それを機に一人暮らししたいなと思って(家<=>大学が往復3時間くらいかかる)いたところ、ふらふらしている友達に聞いたら勧められたのだ。彼いわく「ただで住めるし、英語勉強になるしとにかくおすすめ」、と。浅草だったら大学もチャリ圏内だしこれはアリだな、と思って応募し、4月からいいよ、ってなった。

英語は話せるようになるのか

住み始めた頃は英語で話すということに自信はなく、外国人に話しかけるのに抵抗があった。でも海外からのお客さんの中には、英語がうまくなかったりすごくなまりが強くも、「おれ英語できるぜ。」みたいな感じでコミュニケーションをしている人が結構多いことを実感した。英語 = ネイティブの話す綺麗な英語というステレオタイプを持っていたからうまく話せなかったのかと感じた。だから日本人は英語がなかなか上達しないんだという趣旨のYouTube動画があったような気がする。

受験勉強とかで「英語の勉強」はしてきたし、英語を学んでいる年数だけで言えば、海外の英語圏外でも英語が話せる人たちのそれとさほど変わらない。が、その英語の勉強と英語で話すということは想像以上に隔たりがあって、自分が実際に会話で使えていた単語のレベルも中学英語並み(もちろん日本で習う中学英語)だったと思う。

IELTSを7月末に予約していたので、初めの3ヶ月は時間を見つけてはひたすらアメリカのドラマ(それもフルハウスやフレンズ)を見たり、単語覚えたり、英語の文章に触れるようにしていた。ホステルに住み始めた当初の英語力はTOEICでいうと感覚的に600点台だったと思う(比較的英語に触れていた時代に受けても730あたりだったので700は絶対に行ってなかったはず)。4月からの3ヶ月ちょっとの間毎日4時間くらい英語に触れていた結果、IELTSは6.5(TOEFLでいう80点台だろうか)だった。独学だったら、スピーキングで苦労してたと思うが、ホステルでのお客さんとの会話でそこは補えたので、特にスピーキングのために対策を行ったりはしなかった。

さすがに毎日4時間英語に触れていると疲れるので、IELTSが終わったあとは英語から離れた。しかし、9月くらいからまた4時間/日くらい割いて、11月に予約したGREに向けて勉強を再開した。GREはスピーキングとリスニングがなく、読み・書き・数学のみだった。カナダ人に読解問題を見せても間違えていたのでネイティブでもそれなりに難しいと感じるテストなようである。結果は315/340でノルマの320には到達しなかった。

さて、前置きが長くなったが、英語は話せるようになったのか。総合的なスキルは上述のようにそこそこ上達したが、会話に限って言えば、実際のところ、「日常会話なら話せる」という程度だと思う。普通に日常会話は問題なくコミュニケーションできるが、ちょっとした言い回しができなくて言いたいことをうまく伝えられないというもどかしさがまだ拭えない。ディスカッションはまだついていけても、パッと発言できないかな、という感じ。ただ、だんだんとネイティブから手加減されなくなったと感じる。慣れないうちは、ゆっくり簡単な言い回しで話してくれる人が多かったが、最近はみんなナチュラルなスピードで話してくれるようになってきた。

留学に比べてどうか

留学をしたことはないので、厳密に比較することはできないが、コスト・英語習得面のみで言えば、断然こちらの方がお得だ。英語よりも異国の文化を経験したいのならば留学する方が良いだろうが、金銭面を気にしながら、英語学習にフォーカスした留学に行くくらいならホステルで暮らしてみる(もしくは働いてみる)ことをお勧めしたい。ホステルでも異国の文化を感じることはできるし、何より日本にいながらにして海外の友達ができるのは非常に魅力的である。

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